私たちがこだわりたい大事なこと

イチゴは病気や害虫に大して強い耐性のある作物とはいえません。
ですからシーズンを通して農薬を全く使用しない栽培はなかなか考えられないのです。
例えばイチゴ栽培では、
生産者の栽培方法にもよりますが、
育苗から平均60回の農薬を使用しています。
これが普通です。
しかし間違えてはいけないのは農薬は『農毒』ではありません。
文字通り作物の薬とされていますので農薬を使用した作物を食したからといって即健康を害するというものではありません。
当然ですが一定の基準に従い農薬の使用も厳格に定められています。
生産者はきちんとその基準を厳守し大事に大事に作物を育てあげています。

通常通り農薬や化学肥料を使うのか?
使わないでいいならそれがいいのか?
どちらがいいのかは聞くまでもなく誰しもが解る事だと思いますが、現在は残念ながら農薬や化学肥料が使用されているのが多いというのが現状です。
化学肥料の使用も、植物へ与えられる過剰な窒素分が硝酸態窒素の蓄積となり亜硝酸への還元の危険性があります。
不自然に育て上げられた作物には、本来作物が育つ為の大事な抵抗力が伴っていません。自らが成長する為に必要な大事な免疫力が無いのです。
よく考えてみますと、作物は全く私たちと同じなのではないでしょうか。
私たちも病気になる前から病気が恐いと薬ばかり飲んでいては、本来備えているはずの抵抗力や免疫力を発揮できるはずがありません。
それは作物も人間も本来の姿ではないと思うのです。
私たちがこだわりたい大事なポイントです。
栽培方法はこちらから。